含油軸受の原理

『ピースロン』はこの原理を基本に小型含油軸受製品を生産しています

焼結含油軸受は、軸受の分類からは「滑り軸受」の一種です。

一般的に滑り軸受は完全潤滑(油膜形成)という機構で説明され、摩擦係数は通常の軸受の場合が0.02~0.05であるのに対し、含油軸受の場合は0.1~0.2と高い値を示し、かつ温度上昇も比較的大きくなります。しかしながら、通常の軸受が性能が良いというのは、外部から理想的に油が供給されている場合に限られ、いったん油がとだえれば枯渇して焼付く心配があります。

含油軸受では、このような心配はきわめて少なく、事実、無給油の状態でかつ過酷条件下にあり、すでに発煙しているような状態でも、焼付くことなく運転できた例は多くあります。

焼結含油軸受の循環機構の模式図運転時の焼結含油軸受(以下軸受という)における油の循環機構を模式的に示したものが右記の図です。

すなわち、軸の回転によるポンプ作用に基づく油の浸出により、軸受体内の気孔より軸受間隙へ油の補給が行われ、軸と軸受間の摺動面に油膜が形成されます。この油膜の一部は摺動面下部の気孔を通じて漏れ、漏れた油は軸受体内の気孔を通って上部の無負荷側へ移動するという油の循環を行っていると説明されています。

焼結技術メリット

焼結とは、金属粉末を押し固め、700~1200度の熱を加えて焼き固める技術です。
そのメリットは、

  1. 材料のムダが省けます。
  2. 多種の金属粉末を自由に混合できます。
  3. 焼結金属の特性を生かした部品が製造できます。
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